夕燕句会は文字通り夕方集まる俳句初心の方のための句会です。
日々、仕事や学業で忙しいけれど、なにか趣味を持ちたいと考えている方にとっても、手軽に始められる俳句はおすすめです。
夕方のひと時を俳句で楽しみませんか。
わずか十七音、されど十七音、いろいろな思いを込めるにはどうしたらいいか、一緒に考えていきましょう。
日 時 | 毎月第3金曜日(原則) 18:30〜20:30 |
会 場 | 日本橋兜町の新場橋区民館(都合により変更する場合があります) |
参加資格 | 俳句に興味のある方ならどなたでも参加できます。 年齢は問いません。 お気軽にお出かけください。 |
会費 | 500円 |
指導者 | 近藤 匡(まさし) 春燈の若き俳人。こんな句を詠む人です。 ほつぺたに光るどろんこ葱坊主 たんぽぽやそろばん塾の帰り道 |
幹 事 | 竹内 陽 春燈の若き俳人。こんな句を詠む人です。 花冷やロールキャベツを煮込むなど 家中のシーツ洗ひて春の風 |
問合せ・参加申込先 | 春燈事務所 メール:shuntoo@tiara.ocn.ne.jp 電話:03-6914-9425 |
句会風景
参加者の作品
道ばたの名もなき祠蝉時雨 洋明
一腕に歴史ずしりと秋の茶事 節子
土間に臼張り切る父の鏡餅 カナ子
春の子のころがりつつも笑ひあひ 眞佑實
初恋と歩きし道や桃の花 修身
春霞1/fゆらぎかな 風子
行春や山羊の仔のはや乳離れ 陽
冬蝶や硝子の破片飛び散りぬ 匡
夕燕句会抄・ひと言より
〇今月の一句
この出逢ひこそクリスマスプレゼント 稲畑汀子『障子明り』
なんと心を揺さぶる句であろう。「クリスマスプレゼント」で十音、残された字数はわずか七音である。それを存分に用いて一句を響かせている。こういう句が作れるようになりたいものである。句材は、心の内にこそあるのだ。
十二月の句会は「夕燕」初めての忘年会句会となりました。句会をそば屋の二階で、「銀座卯波」で、とか目にする事がありましたが、今月の夕燕句会は御馳走を食べながら、飲みながらと、楽しい句会を経験させていただきました。そして散会の前に近藤先生が用意してくださった「今月の一句」は「この出逢ひこそクリスマスプレゼント」とはなんと嬉しい夕燕句会会員への贈り物でしょう。忘れられない一句になります。新しい年も楽しい句会になるでしょう。皆様よろしくお願いします。(カナ子)
春燈夕燕句会は、令和5年5月より活動を開始しました。会場は日本橋界隈の区民館で、毎月一回、夕刻に集まっています。
投句は当季雑詠3句と兼題2句の計5句で、通常の句会形式で互選をした後、特選句の感想を述べたり、作句時の心境を話したりと、和やかな雰囲気で楽しんでいます。参加されているみなさんのお仕事や俳句以外の趣味はさまざまであり、多方面のお話をうかがうことができるのも本句会の魅力です。
また、「作句のヒント」になるよう、毎月一句、古今東西の有名俳人の作品を紹介しています。ご興味のある方は是非一度、ご参加ください。
会員募集
春燈夕燕句会では会員を募集しています。年齢は問いません。いつでもご参加いただけますので、どうぞお気軽に春燈事務局までお問い合わせください。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。